2022年1月20日

新型コロナ対応:フェーズ2移行に伴う対策について

 新型コロナウイルス感染症が全国的に急拡大しており、感染力が強いオミクロン株にほぼ置き換わっています。新潟県では1月8日に特別警報が発令され、1月19日にはまん延防止等重点措置区域に設定されました。佐渡でも急速な拡大が予想されます。

 当院では1月8日に感染対応レベルを一段階引き上げましたが、1月21日よりさらに引き上げます。対応の概要は下記の通りです。ご不便をおかけしますが、佐渡の医療を継続させるためにご理解とご協力をお願いします。

 

  • 外来診療は状況によって電話で行います。電話診療を行う場合は事前に連絡します。
  • 延期が可能な入院や検査、手術などを延期する場合があります。延期するときは、その後の予定を含めて説明いたします。
  • 入院される方には状態や診療内容に応じて入院時に新型コロナウイルスに関するPCR検査を実施する場合があります。この場合、検査結果が出るまではご案内する場所で待機していただきます。検査陽性では感染者としての対応に切り替えます。状況によっては入院目的である診療や手術を中止することがあります。
  • 入院されている方で、退院できる状態と判断される場合は予定を早めて退院をお願いすることがあります。
  • 入院されている方で、他の病院に転院が可能な状態の場合は転院をお願いすることがあります。
  • 面会は原則として禁止です。病状説明などで病院から来院を依頼した場合や、患者さんやご家族の状況によって面会が望ましいと判断された場合は個別に対応します。

 

 新型コロナウイルス感染症の拡大が収束するまでは、緊急度が高い診療と感染対策を優先する診療体制が必要です。佐渡の医療は限られた資源で提供されています。どうかご理解とご協力を重ねてお願いいたします。

佐渡総合病院病院長 佐藤賢治