栄養科
栄養科についてご紹介いたします。
概要
栄養科は病院の2階に位置し、オール電化の厨房システムを取り入れ毎日業務に励んでいます。
糖尿病・心臓病・腎臓病等の疾患別の食事療法を説明する『栄養指導』、入院患者さんの病態・体質・嗜好を考慮した食事の提供、より良好な栄養状態を保つための『給食管理・栄養管理』の分野があります。
また、院内に医師を委員長とする栄養委員会が設置され患者さんに適切な栄養および給食の提供を図り栄養指導の充実や給食内容の質的向上を目指しています。
業務
病院において栄養指導や入院患者さんの食事を担当している部署です。
運営目標
食の安全を確保し、患者さんに喜ばれる食事作りに励みます。
スタッフ
栄養科は、管理栄養士4名・調理師16名・調理助手3名、総勢23名のスタッフが働いています。
その他
佐渡病院の栄養科は県下初のオール電化厨房施設です。
ガスを使用せずにすべての調理を電気で行っています。また、温冷配膳車を導入したことにより適切な温度で給食を提供できるようになりました。
新生児のミルクは栄養科で調乳し消毒滅菌後、産婦人科入院病棟へ配膳しています。
栄養科厨房システム紹介

上記は厨房内の様子です。

下処理室です。細菌汚染の可能性のある生物は食の安全確保のため、厨房内で処理せず全て下処理室で洗浄・処理を行います。

下処理室で作業した後の食材はパススルー冷蔵庫を通り厨房に運ばれ調理されます。

出来上がった給食は温冷配膳車で各病棟へ運ばれます。

洗浄機です。病棟から下りてきた食器を洗浄しています。
毎食約1,200枚以上の食器やトレーを洗浄します。

食器消毒保管庫です。洗浄した食器やトレーは洗浄後、乾燥消毒させ次の食事に備えます。
厨房機器及び設備紹介

- 1. 洗米器:お米の洗浄をする器具です
- 2. 炊飯器:お米を炊く器具です。1窯最大5升まで炊飯でき、3窯まで同時に炊飯可能です。
- 3. 電気スープケトル:主にお茶の煮だし用に使用しています。

- 1. 電気クッキングケトル:味噌汁や煮物、炒め物に主に使用しています。
- 2. 電気フライヤー:揚げ物を行う器具です。上記は実際に揚げ物をしている写真です。
- 3. スチームコンベクションオーブン:焼く、蒸す、煮るなどの調理が行える万能調理器具です。

ブラストチラー:急速冷却用の器具です。
茹で野菜やゼリー等の急速冷却に使用します。

電磁調理コンロです。