2014年10月3日

世界糖尿病デーとブルーライトアップについて(11月15日実施)

糖尿病は全世界で拡がっています。国際糖尿病連合の推計によれば、2007年の全世界の糖尿病人口は2億4600万人(成人人口の約6%)でしたが、2013年には3億8200万人(約8.3%)に増加し、このまま増え続けると20年後の2035年には5億9200万人に達すると予測しています。佐渡で皆様のご協力をいただいて2005年に調べたところ40才以上の男性で約18.9%、女性で約10.3%、男女合計で13.9%の方が糖尿病であり、その後新たに糖尿病になる方は年間約1.8%に上ることが判りました。こうした状況を踏まえて、国際糖尿病連合は国連に糖尿病の脅威に関する認知を進めるための決議を要請、2006年12月の総会で11月14日を国際糖尿病デーとし、関連イベントを通じて糖尿病の脅威の認知を進めることになりました。翌2007年から全世界で、11月14日を中心に、その前後で糖尿病関連のイベントが開催されるようになりました。各地の建物等をブルーライトで染めるライトアップもその一つで、ニューヨークのエンパイアステートビルやパリのエッフェル塔、ロンドンのビッグベン、東京タワーなどがブルーに染まりました。

佐渡でも昨年11月14日、佐渡総合病院の正面をライトアップ致しました。またこの点灯式に先立って、佐渡出身のソプラノ歌手の本間由喜江さんに素晴らしい歌曲を、そしてフラダンスチームのフラ・ハウル・カナロアの皆さんには優雅なフラダンスをご披露いただきました。多くの方々のご支援により素晴らしい点灯式、ライトアップができました。昨年に引き続いて、今年もライトアップを行います。沢山の方々のご参加をお待ちします。

 佐渡総合病院  病院長 百都 健

今年度の点灯式の詳細は下記リンクよりポスターをご覧ください。

佐渡総合病院 2014年 ブルーライトアップポスター

 

昨年の様子

ブルーライト1

ブルーライト2