2019年8月22日

研修医ブログ(後藤 先生)

お疲れ様です。研修医1年目後藤です。今月は自分が研修医ブログを担当します。

さてさて、4月から研修医生活が始まってはや3ヶ月が経ちました。その間色々ありました。ドンデン山に登ったり、はじめての給料でウハウハしたり、うまい飯屋めぐりしたり、ストパーかけたり…研修医って忙しいですね。

本来ならば、ここは佐渡の良いところを書くところだとは思いますが、そこに関しては自分より伝え上手な方々がいっぱいいるのでお任せするとして、今回は巷に伝わる佐渡の都市伝説に関して自分の知る限りの体験を基にお答えしていこうと思います。

  1. 佐渡にコンビニはありますか?・・・失礼な、あるにきまってるでしょうが!ローソンとかローソンとかローソンとかいっぱいありますよ!安心してください。ジャンプの発売日も新潟市と一緒で日曜日ですしね。
  2. 佐渡は車がないと厳しいですか?・・・正直、特別なことをしないのであれば車なくても生活できます。病院の周りにもおいしい料理屋さんたくさんありますし、佐渡病院の医師は実家の方を除いて、全員が病院から徒歩10分以内の場所に家がありますので通勤にも困りません。ただし、車がある場合のQOLの上がりっぷりはやばいです。ぱないです。佐渡の有名な観光名所のほとんどは病院近辺から徒歩で行くことは困難なため、車を用意する必要があります。また病院から離れたところにもめちゃおいしい料理屋さんが多々あります。他にも書き出したらきりがないくらいメリットが・・・、自分も車現在持ってないですがめちゃめちゃ欲しいです。しかあし、実は車を持ってこない最強のメリットがあります。それは自分の給料でほしい車を選んで買う妄想を広げられることです。初任給をもらった後、あの車のこの鋭角がかっこいいとか、セダン最強とか、緑の軽トラも実はありじゃね?とか夢のマイカーへの妄想だけで休日過ごせます。ぜひ一度お試しを。
  3. 佐渡病院って仕事もプライベートも忙しそうですね・・・そうですね、でも基本的には自分次第だと思います。仕事面に関しては、佐渡病院は指導医の先生方が様々な手技をやらせてくださると思います。自分もまだ3ヶ月しか回っていませんが、カルテ関係からCVカテや内視鏡、ルンバールなど研修医として時に必須な手技を積極的に体験させていただけます。これはどんな仕事でもそうだと思いますが、経験、とくに自分の頭であくせく考えて行った経験以上に身になることはありません。そういう意味で最高の環境だと思います。さて、プライベートはというと、こちらは完全に自分次第ですね。以前研修に来た学生が、「研修医って、いろいろあっていいですね、夢があります」というようなことを言っていましたが、寝ぼけたことを言ってもらっちゃ困ります。いろいろやってるから色々あるんです!他力本願で来ても、自分で動かない人には何もありません!ですから、佐渡を考えていらっしゃる方、いらしたらガンガン自分で楽しいこと開いてください。僕もそれに参加します。お願いします!
  4. 佐渡病院ってどのくらい救急患者さん来るのですか?・・・そうですね、平日の当直、副直の時にはそこまで多くの方が来られるわけではありません。おそらく新発田や日赤などの方が全然多いと思います(新潟以外からご覧いただいている方すみません!)。割合もウォークインの方が多く救急車はそこまでおおくありません。ですが、佐渡の特徴として、ファーストタッチは研修医が行います。つまり、診断のついていない患者さんの所見をとって、自分なりに根拠をもって、検査のオーダーを入れ、場合によってはコンサルトしたり、あるいは注射や内服を処方し、お帰り頂くところまで研修医が自分で行うことも多々あります。もちろん必要と考えたら自身でエコーも当てますし、造影CTやMRIのオーダーもいれ、読影もします。長くなってしまいましたが、そのぐらい研修医の1年目から救外での仕事のウェートが大きいです。もちろん初めはビビりまくります。自分も初めての時は朝飯がのどを通りにくかったです。でも、めちゃめちゃ勉強になります。身になります。時にヒヤッとする経験もありますが、えてしてそのような経験の方が学ぶことも多いです。すんごくお勧めです!!!
  5. てか、これ都市伝説でもなんでもなくないですか?・・・あ、ですよね、気づいたらただの体験談になってしまいました。でもこんな文章書かしていただける位自由度が高いということが伝わったと思います。ぜひぜひ一度佐渡病院に見学にお越しください。楽しいよ~