2013年7月29日

緩和ケアチームが立ち上がりました。

H25年4月に当院にも緩和ケアチームが立ち上がり、活動を行っています。緩和ケアチームは、生命をおびやかす病気をかかえている患者さん、ご家族に対し、からだやこころの苦痛を和らげ、自分らしく生きていけるようサポートすることを使命としています。チームのメンバーは、内科医師、外科医師、薬剤師、がん性疼痛看護認定看護師、各病棟のリンクナースで構成しています。主治医や病棟スタッフと連携を取りながら、チームメンバーで毎週カンファレンスを行い、薬物療法の提案やケア方法の検討などを行っています。また、緩和ケアに関する研修や学会にも参加し、より良いケアの提供を目指し学びも深めています。

現在は、がん患者さんを中心に、痛みの緩和、息苦しさの緩和、意識のくもりへの対応、気持ちの辛さへのケア、在宅療養への支援などの依頼を各病棟から頂き、チームメンバーで力を合わせて緩和ケアに取り組んでいます。

もしも、病気による辛さで苦しんでいたり、悩みや心配で困ったりした場合には、私たち緩和ケアチームにお話しを聞かせて下さい。一緒に良い方法を考えていきたいと思います。