看護部紹介
4階東病棟は、小児科・眼科・泌尿器科・皮膚科・産婦人科・消化器内科・耳鼻科の7科混合病棟です。眼科・泌尿器科・消化器内科・産婦人科では手術はもちろんですが、化学療法や放射線療法、痛みに対しての緩和療法など様々な治療を行っています。
産科は5日間の短い入院期間中に、育児技術の習得や育児不安解消のために、個別の母子を合わせた支援を行っています。小児科では患児と家族に寄り添い身体的苦痛の緩和だけでなく、入院生活の不安が軽減できるよう精神的な支援を心掛けています。入院中から退院後まで安心して治療をうけ療養生活が送れるよう関係部署や地域と連携をとり、新生児から100歳までの幅広い年齢層を対象に看護に当たっています。
4階西病棟は、「地域包括ケア病棟」で、急性期の治療を終えた患者さんが安心して退院できるための準備をお手伝いする病棟です。患者さんばかりでなく患者さんを支えるご家族が納得して、安心して地域で生活できるようリハビリテーションスタッフ、医療ソーシャルワーカー、ケアマネージャーと一致団結しながら日々頑張っています。
フロア内は20代の元気あふれるナースから、〇〇代の知識豊富なベテランナースがワンチームとなり、患者さんのケアに当たっています。日頃から毎日笑顔を絶やさず、患者さんへは優しい気持ちで関わる事をモットーとしており、活気あふれる病棟です。患者さんに寄り添い、患者さんの立場に立って退院後の生活において問題はどこなのか、どう解決すれば在宅復帰ができるのか共に考え、退院を迎えられた時にはスタッフへのやりがいにつながっています。
整形外科と神経内科50床の急性期病棟です。整形外科は手術目的の入院が主で上肢・下肢の骨折、股関節や膝関節、脊椎手術などが行われています。神経内科は脳梗塞の患者さんが多く入院されます。
突然の事故や発症で身体が障害されることは大変なストレスを伴います。障害された健康を回復し患者様が生活の場所へ早く戻れるように医師、看護師、リハビリスタッフ等他職種が連携をとり頑張っています。
5階西病棟は、外科と消化器内科・循環器内科の混合病棟です。
外科は手術や痛みに対しての緩和治療などを、内科は各種の検査や内視鏡的治療、緩和治療など広きに渡った治療を行っています。
スタッフは、その治療がより良い環境で行えるために、患者さん及びご家族とのコミュニケーションを大切にし、身体面・精神面での支援を行うよう努めています。患者さんを取り巻く関係部署や多職種と連携を図りながら、より良い治療・療養生活が送れるように関わり看護を提供しています。
6東病棟は2022年から、地域包括ケア病棟となりました。
地域包括ケア病棟とは、急性期治療を終了し、安心して退院できるための準備をする病棟です。主治医をはじめ看護師、専従のリハビリテーションスタッフ、メディカルソーシャルワーカー等医療スタッフと、ケアマネージャーや施設職員などの地域の職員と連携し、在宅復帰に向けた準備や支援を行なっています。
スタッフは、患者さんやご家族とのコミュニケーションを大切にし、退院後の不安が1つでも減るように笑顔で日々ケアを行っています。住み慣れた場所で、過ごすことが出来るよう、患者さんに寄り添い一緒に考えながら、スタッフ一同退院支援に取り組んでいます。
6階西病棟は、呼吸器・腎・内分泌内科、脳神経外科の入院を担当しています。
入院される患者さんは10歳以下から100歳代と幅広い年代の方々で、手術目的や検査目的、各種の治療目的と様々です。私たち看護スタッフは患者さんやご家族が安全に治療に臨むことができ、安心して入院生活が送れるように、医師をはじめ他職種と連携を取りながら看護を行っています。
看護部理念の「いつも患者さんのそばにいて、温かい心でいのちと健康を支援します」の気持ちを大切に、患者さんやご家族に寄り添うように頑張っています。
7階病棟は2022年12月に真野みずほ病院と統合し60床の精神科病棟となりました。
統合失調症、気分障害(うつ病・双極性障害など)、認知症の患者さんが入院しており主に薬物療法、入院精神療法、電気けいれん療法、作業療法などの治療を行っています。
また、認知症の早期診断を目的としたもの忘れ検査入院の受け入れも行っています
当院には、1日900人程の患者さんが外来受診のために来院されています。
通院されている患者さんが安心して診察や検査、治療が受けられるよう多職種で連携し、時には外部施設とも協力し支援しています。入院期間の短縮化により、今まで以上に外来看護の必要性が増しており、スタッフひとりひとりが意識して行動しています。また、佐渡島の中核病院として、救急看護や外傷看護にも力を入れており、重症患者さんが搬送されてきた際にも対応できるよう日々学習を重ねています。
近年、個別性が高く、より専門的なケアを提供するための看護外来も行っています。現在は、糖尿病患者さんの足を守るための『フットケア外来』、ストーマ(人工肛門や人工膀胱)保有者を長期的に支援する『ストーマ外来』を行っています。上記を含めた様々な面で、在宅療養をサポートできるように努めています。
手術室には6つの手術室があり、外科・整形外科産婦人科脳外科・泌尿器科・耳鼻科・歯科・内科・形成外科で年間2000件以上の手術を行っています。中央洗浄滅菌室は病院全体で使用された器械器具の洗浄から包装・滅菌・払い出し管理までを行っています。高額かつ複雑な器械を取り扱うことが増えていること、感染対策も含めて細心の注意を払って洗浄・滅菌を行っています。
手術室は麻酔科医2名、看護師12名、看護介護補助者2名、中央洗浄滅菌室は看護介護補助者4名で構成されています。近年は、医療の進歩とともに腹腔鏡下手術の症例が増え、新しい手技や医療機器が取り入れられている中、手術に支障がないように対応しています。全身麻酔や脊椎麻酔で手術が予定されている場合、術前訪問を精力的に行い、患者さんが手術を受ける準備ができるように関わっています。スタッフ一同、患者さんに安心で安全な手術が提供できることを目指して頑張っています。
透析室は、佐渡島内唯一の透析施設です。スタッフは、医師2名、臨床工学技士7名看護師19名、看護補助者2名で約160名の透析治療を行っています。
スタッフの中には、腎臓病療養指導士1名、地域糖尿病療養指導士1名もおり患者さんを取り巻く関係部署と連携を取りながら、その人らしく生活が送れるように関わり安心して治療ができ安全に治療を終え帰宅できるような看護を提供しています。
ベッド数は54床で毎日2クールの透析治療を行っています。