診療科案内
血液内科では、白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの造血器腫瘍(後述)をはじめ、種々の貧血、多血症などの赤血球系の異常、紫斑病や血友病といった止血凝固異常症、再生不良性貧血や骨髄異形成症候群といった血液三成分に異常がみられる疾患などを対象としています。
これらの疾患を正しく診断するために、骨髄検査やリンパ節生検、CT、MRIなどの画像診断、さらには新潟大学と連携して病理診断や遺伝子検査、細胞表面マーカーの検査なども行っています。これらの検査に基づいて、病態や重症度を評価し、治療計画を立てています。
最近注目されている分子標的療法(腫瘍細胞のみに作用する新薬を用いた治療)も積極的にとりいれ、治療成績の向上をめざしています。
受診のご案内
健診、ドックで白血球、赤血球、血小板の異常を指摘された方や、原因不明の出血傾向(紫斑や点状出血など)に気づいた場合などは、受診をお薦めします。
また、他院の検査で血液疾患が疑われた場合や、他院で治療中の血液疾患について当院で治療を続けたい場合なども相談に来てください(紹介状をご持参ください)。