診療科案内
患者様の「病態」「状態」「生活環境」に併せて一般歯科、矯正歯科、口腔外科、有病者歯科、訪問歯科による診療連携で口腔疾患全般の治療を行っています。 医科(内科、外科、整形外科、透析など)で治療を受けている患者様、多剤の内服をしている患者様あるいは高齢で歯科治療に不安のある患者様は「病態」「状態」によっては、医科歯科診療連携による口腔機能管理を行います。
常勤歯科医師 3名、大学歯科医師 2名、歯科衛生士 4名、歯科技工士 1名
開業している歯科医院と同様で、通院可能な患者様の「むし歯」「歯槽膿漏」「顎やかみ合わせの悩み」「入れ歯の悩み」「歯並びの悩み」「歯の色の悩み」「いびきの悩み」「定期的口腔ケア」「化学療法、放射線療法、緩和ケアなどの周術期口腔機能管理」などの外来診療に専念します。
矯正歯科は、毎月2回、日本歯科大学新潟生命歯学部より歯科矯正専門医が来られて診療しています。診療日程については、歯科受付にご相談ください。
「親知らずの炎症」「上顎洞炎(蓄膿症)」「歯科インプラント」「三叉神経痛」「顔面神経痛」「口腔ガン」「顎骨の骨折」「歯の破折」「顔面の高エネルギー外傷」「顔面の蜂窩織炎」「扁平苔癬」など手術と入院や長期投薬を必要とする口腔・顎・顔面疾患に対応します。
入院患者の口腔の衛生管理から治療まで医科歯科診療連携による口腔機能障害の改善に取り組みます。またがん治療のための手術、化学療法、放射線療法、緩和ケアの周術期口腔機能管理も担当します。
目的は、「口腔疾患の進行予防」「口腔へのガン転移の早期発見」「誤嚥性肺炎の予防」「摂食・嚥下機能障害の回復」「退院後の経口摂食維持のための指導」「咀嚼障害による低栄養の改善」です。医院内の栄養サポートチームとの連携により入院中の低栄養患者様のサポートに取り組んでいます。
耳鼻科と言語聴覚士との連携による摂食・嚥下外来にも携わっております。摂食嚥下機能障害の患者様の診断からリハビリそして退院後の経口摂食維持のサポートに取り組んでいます。
【接食嚥下障害・質問シート】をダウンロードして貴方、貴方の家族の接食嚥下障害状態を自己診断してみませんか。
交通インフラの問題、生活環境の変化、介護度の進行や身体障害の進行による状態変化などでかかりつけ歯科への受診困難にとなった患者様のご自宅や入居施設へ出向いて患者様に必要な歯科医療を提供します。また医科および訪問看護との連携で「誤嚥性肺炎の予防」「摂食・嚥下機能障害の回復」「経口摂食維持のための指導」「咀嚼障害による低栄養の改善」などの見守りをします。
【佐渡総合病院 訪問歯科診療申込書】をダウンロードして必要事項を記入のうえ歯科受付でご相談ください。
「周術期口腔機能管理」
ガン治療(手術、化学療法、放射線療法、緩和治療)の治療期間のことを周術期といいます。患者にとって大切なことは、この周術期をいかに快適に生活するかということです。中でも食事は大切です。口内炎、歯周病の悪化により食事がとれなくなることは、体力低下による感染症の発症そしてガン治療の継続の挫折といった精神的苦痛にもなります。そこで歯科は、がん治療を実施する医師との連携の下、周術期の口腔機能管理を行います。
あなたの現在の健康状態、口腔機能障害の程度、口腔治療目的などを可能な限り早急に把握し、医科歯科連携をスムースにすすめて、あなたに適した口腔治療計画を立案したいと考えております。そのために、紹介状をご持参ください。
毎月2回、日本歯科大学新潟生命歯学部より歯科矯正専門医が来られて診療しています。診療日程については、歯科受付にご相談ください。
高齢化による認知機能障害患者の増加、生活習慣病による病態の複雑化により医科と歯科の医療連携が治癒の鍵となっています。疾病の悪循環を断ち切るために歯科で取り組むことができること、それは島民の口腔衛生の向上に尽くすことと考えております。
あなたの健康向上のために厳しい事を言うと思いますが、ご相談ください。
医師 | 役職 | 認定資格など |
---|---|---|
小松 繁樹 | 部長 | |
櫻井 克也 | 部長 | 日本歯周病学会 日本口腔外科学会 日本有病者歯科医療学会 日本歯科東洋医学会 新潟歯学会 |
大竹 一平 | 医長 |